こんにちは。タケルです。今回はより良い人生を生きていくために欠かせない「コントロール」について勝間さん独自の視点で書かれた本『勝間式 超コントロール思考』を要約致します。
コントロールとは?
皆さんは、「コントロール」と聞いて悪いイメージを持ちますか?それとも良いイメージを持ちますか?
勝間さんは『コントロール』とは「自分も大切にしつつ、時間やお金を効率的に使いながら、自分のイメージ通りに物事を進める方法」と言っています。コントロールを悪いイメージでとらえてしまうのは他人をコントロールしようとするからであり、他人から無理やりコントロールされたと感じる経験があるからではないかと私は思っています。
他人を自分の思い通りにするために『コントロール』を用いると『コントロール』した方もされた方もよい感じがしないのです。つまりコントロールは自分のために用いるものです。
勝間さんは次のように言っています。”コントロールの対象は相手ではなく自分である”と。
コントロールを鍛えるには
では、どうやって自分をコントロールすればよいのでしょうか。
何かをやろうとするとき、やらなければならないとき、「自分にはそんなことできない」とか、「うまくコントロールなんかできやしない」などと思うことがありませんか。
この自己暗示こそコントロールの最大の敵『学習性無気力』であると勝間さんは言っています。
選択肢を広げる
そんな時に必要なのが、まず『選択肢を広げること』つまり、なるべく選択肢を広く持ってコントロールしやすい選択をできるようにすることです。答えややり方などを「こうでなければならない」みたいに自分で勝手に決めつけてしまうとその時点で選択肢はなくなりコントロール不能に陥ってしまいます。
では、『選択肢を広げる』にはどうしたらよいでしょうか。それは、『知識を得ること』です。「情報収集に対する貪欲さ」がコントロールの基礎でです。
確かに、知識があれば様々な場面で選択肢が広がります。自分の得意分野に関してのことなら上手くコントロールできていると思いませんか。とにかく豊富な知識がコントロールを助け、自分を助けることにつながります。
仕事をコントロールする

誰もがうまく仕事をコントロールできればと思っていると思います。ではどうしたらよいのでしょうか。
勝間さん曰く、まず、仕事に向かう姿勢を「仕事のための生活ではなく生活のための仕事に」とすることだそうです。
働き方改革やらワークライフバランスやらで、仕事中心の生活の考え方から私生活重視の働き方となっている世の中で、いかに環境をコントロールできるかが仕事をコントロールするうえで重要になってきます。その一歩として、自分のマインドを「生活のための仕事に」切り替えることが必要ということですね。
余裕率を確保する
次に仕事をコントロールするのに重要なのが、思った以上に『余裕率を確保する』ことです。余裕と言えば心の余裕、時間の余裕、選択肢の余裕などあらゆる面が考えられます。確かに余裕が全くなければコントロールするどころか、コントロールされて終わりです。
ここでも知識が重要と考えます。知識がなければ余裕は生まれません。このほかにも勝間さんは「やりがいのある仕事をイメージ通りに動かす」「能率性より快適性」など仕事をコントロールするためにいくつかのキーワードを挙げて説明していますので、是非読んで吸収してください。
お金をコントロールする

自由にコントロールできたら嬉しいですね。当然のようにいきなり大金をコントロールできることはありません。少しずつの積み重ねが必要となりますが、収入の8割以内で生活することが大前提であると勝間さんは言っています。
つまりここにも「余裕率」を持たせているということです。ギリギリの生活ではこれもまたコントロールは程遠く、お金にコントロールされている状態です。それができていない人は書籍の中で数々の節約術を紹介されていますので、実践して収入の8割以内の生活をスタートさせてみてください。
お金をコントロールするためには仕事のコントロールも重要な要素となってきます。ここでも勝間さんらしい視点が書かれていますが、「収入を増やすには労働を増やすのではなく、自分が提供する製品やサービスが多くの人に喜ばれるような仕組みがあるところで働く」とあります。

その通り、労働を増やすということは自らが疲弊してしまうだけでコントロールしているとは言えません。私は、思い切って仕事を変えることも選択肢として持っておく(選択肢を広げる)必要があるということだと理解しました。
まとめ
この本にはこれまでの項目の他、「健康をコントロールすること」「人間関係をコントロールすること」「家事をコントロールすること」「娯楽をコントロールすること」について勝間式 超コントロール思考」が満載です。
私流にこの本の内容をまとめると次のようになります。
『コントロール力はデザイン力であり、デザイン力はイメージ力によって高められる』。コントロールするためには理想像をイメージして自分自身そして自分の周囲の環境をデザインすることに尽きるのではないかと結論づけました。
少しでも興味を持たれた方はぜひ一読されることをお勧めします。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
写真引用元⇒https://www.irasutoya.com/
この記事を見た方におすすめの記事
⇒ビジネスにおける考え方は孫正義の思考法を学べ!『SQM思考』
⇒右脳を鍛えるメリットやその方法と効果は?『右脳思考を鍛える』
※内容は予告なく変更される場合があり、正確性を保証するものではありません。掲載情報は自己責任においてご利用ください