書籍紹介

女性目線を知るには男性と女性の考え方の違いを理解すべし!『プリンセス・マーケティング』

こんにちは。タケルです。今回は、女性と男性の考え方などの違いを明らかにし、女性および男性の特徴を著者が培った経験をもとに分析した本「プリンセス・マーケティング」についてご紹介します。

行動の動機の違い

男性は自分以外の人から評価されることを期待し、経験値を積むことで自分の置かれた立場のレベルを上げるために行動するのに対し、女性は本来の自分らしさを取り戻すために物事を判断し動いている、と著者の谷本さんは説いています。

さらに女性は今の自分は仮の姿だと感じており、全く新しい人生を生きることを可能にする運命の出会いを求めて行動するとも言っています。

このように、女性にとっては物語(ストーリー)が大事なようです。

例えば、、、

・ディズニー映画に登場する「シンデレラ」や「白雪姫」など

→いずれの物語もヒロインが全く新しい人生を歩むことになる運命の出会いを果たしますが、そこには女性特有の行動動機が色濃く反映されているということなのでしょう

一方、男性はどうでしょうか。
男性の多くの方は、ヒーロー性の高い映画などを好んでいるのではないでしょうか。これは人から評価されたいという欲求の究極の表現です。

よく考えれば男性、女性の特徴としては当たり前のことですが、“これをマーケティングに生かす手はない”というのがセールスコピーライターの谷本さんの考えです。

キーパーソンとなれ!

マーケティングの世界において成功の秘訣は男性、女性それぞれの物語に合ったキーパーソンとして登場する必要があると谷本さんは言っています。

・男性なら「タイミングよく的確なアドバイスを与え導くメンターのような存在の人」
・女性なら「過去のしがらみを断ち切ってくれる存在、あるいは、感情の共有ができる人」

男性は合理的な判断をし、的確な情報を提供し、適切な助言をしてくれる人を支持し、そういう人から買い物をする人が多いかと思います。
特に高価な買い物をするときは詳しい情報を適切に提供してくれる店員さんから商品を買うはずです。曖昧な情報では購入には至りません。

一方、女性は自分に共感してくれる人、同じような考えを持っている人から進められると購入に至っている人が多いかと思います。

男性は自分より知識豊富で的確な指示をする人を支持します。なので、自分がそのような存在になれば、男性をコントロールしやすくなるのも頷けます。仕事関係においても友人関係においても豊富な経験と知識そいて正確な情報提供と的確な指示ができれば人はついてくることが容易に想像できます。

感情を特定せよ

谷本さんは、客観的なものの見方をする男性に対し、女性主観的な見方をすると言っています。つまり女性は自分中心に物事を見て判断しているということです。

子育てにおいてもその傾向は顕著に表れており、子供の満足より自分の満足のために行動しているとのことです。教育ママと呼ばれる人たちは子供が何をしたいかということより、自分が成し遂げられなかった思いを子供に託す思いが強いのです。

つまり、自分が満足するために子供を教育している方が強いといった感じです。もちろん、全員がそうではありません。

人生において”女性とうまく付き合う”、マーケティングの観点において”女性の購買意欲を掻き立てる”には、対象としている女性が持っている感情を特定し、その感情に共感するもしくは承認するようにすることが一番のことのようです。

感情を特定できればぴったりの提案ができます。人生では女性のその時々の感情にマッチした「プレゼントをする」「食事に連れて行く」「言葉をかける」というようなことができれば良いでしょうし、商品を売る側からすれば感情に共感し、適切な商品を提案できれば購買につながるはずです。

女性にとって買い物は自分に自信を持つための手段

この本の中で驚いた内容が、なんと女性は悩んでいないということ。悩んでいるはずだという前提は通用しないということです。今の自分は仮の姿だと感じているがゆえに「壊れたパーツを修理すれば元どおりになる」という感覚を持っているというのです。

男性目線からすると「多分この女性は〇〇について悩んでいるに違いない」という思い込みにより(客観的判断、見た目の印象)、適切だと思う(勝手に思い込んでいる)商品をセールスしてしまいます。たまたま女性が探しているパーツということもあるでしょう。

なので、まずは感情を特定し、元に戻したいパーツがなんであるかを理解することが大切だということでしょう。そして、どんな自分が魅力的な本来の自分であると思っているかを理解し、それが叶うもしくは維持できる商品を提示し続けることが対女性のマーケティングということであると理解しました。

まとめ

・女性が持っている感情を特定
・その感情を特定し、元に戻したいパーツがなんであるかを理解する

女性が持っている感情を特定することが女性と関わる時にとても有効な手段ということが驚きでした。
生活の中、マーケティングの中でも有効活用していきたいですね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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