書籍紹介

右脳と左脳の働きを最大限に活かす『ハイコンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』

こんにちは。タケルです。今回は「When 完璧なタイミングを科学する」の著書でも知られるダニエル・ピンクの「ハイコンセプト『新しいこと』を考え出す人の時代」をご紹介します。

右脳のはたらき(右脳主導型)とは

ご察しの通り、右脳と左脳の働きの違いがこの本では先人たちの研究結果を含め検証し、各種事例を用い明快に説明されており、右脳タイプが成功する理由を述べています。

その右脳の働きの特徴を押えると、非直線的、受動的、本能的、総括的思考、パターン認識、感情・非言語的表現の理解、全体的処理、瞬時処理などです。つまり、右脳は全体像を捉え、処理する能力を司るということができます。

現在、そして今後は芸術的手腕、共感力や長期的視野といった「右脳主導型」の能力の有無が人生で高く飛躍できるか、つまずいてしまうかを大いに左右するようになるだろうと述べられています。

3つの危機

豊かさ」「アジア」「オートメーション」、これらがビジネスマンを脅かす3つの危機であると著者は言っています。その3つを簡潔に説明すると以下になります。

3つの危機

①豊かな時代では、合理的、論理的、機能的な必要に訴えるだけでは、利益を上げることはできない。その理由は、選択肢がたくさんあるためである。物がひしめき合う中で差別化を図るためにはデザインや共感、遊び心などのソフトな資質がもっとも重要なアプローチである。

②途上国が極めて優秀なナレッジワーカー(知識労働者)を多数産み出していることから、コンピュータ・プログラミングなどの「左脳主導型」ルーティンワークがコストの安いインドをはじめとするアジア諸国で行われるようになる。

左脳主導型のコンピュータ・プログロマー、弁護士、医者などの仕事は機械化およびコンピュータ化が進み、今までとは同じようには仕事ができなくなっている。単純作業はオートメーション化されている。

ハイコンセプト・ハイタッチ

右脳主導型の特徴である全体思考、芸術的・創造的美の創造、パターン・チャンス発見力、会話力、斬新なアイデア力が『ハイコンセプト』であり、共感力、人間関係を感じる力、手助けする能力、目的意義追求力を『ハイタッチ』と言い、この両方の資質を身に着けなければならないと著者は述べています。

6つの感性

(1)デザイン
実用性(左脳思考)と有意性(右脳思考)を組み合わせた全体思考能力。デザイナーとは変化を生み出す主体者のこと。

(2)物語
事実を文脈に取り入れ、感情的インパクトを相手に伝える能力が重要になってくる。感情によって豊かになった文脈こそ物を語る能力である。

(3)調和
統合する力、関連力、パターン発見力、想像力のこと。これらを高めるには絵の書き方を学ぶと良い。

(4)共感
相手か感じていることを感じる能力、話を聞く力のこと。中性的思考が必要。コンピューターにはできない。

(5)遊び心
遊び心は右脳を活性化する。テレビゲームはトレンド、関連性や全体像を掴む手段となる。

(6)生きがい
生きがいは最強のエンジンである。

まとめ

ダニエル・ピンクは「ハイコンセプト」で「ハイタッチ」な「6つの感性」こそが新しい時代に必要な感性であると導き出しています。そして、それぞれについて、高めるための方法などを「備忘録」として書き記しています。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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写真引用元⇒https://www.canva.com/

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