書籍紹介

グローバル時代の教育の必須事項とは?『世界基準の子どもの教養』

こんにちは。タケルです。今回は、全米最優秀女子高校生を育てたことで有名となり、日本でも多くのメディアに取り上げられ、講演会も募集直後に席が埋まるほど人気のボーク重子さんの「世界基準の子どもの教養」を紹介します。

リベラルアーツとは

日本語では「一般教養」と訳すことができますが、リベラルアーツは概念として捉える必要があります。そこで、概念的に理解できるよう本の内容の一部を抜粋し、要約すると以下のようになります。

知識を応用して自分で考え自分の意見を構築することを育む教育であり、その最終目的はこれらの知識を使って論理的に考え、どう自分の意見を使っていくか、どのように問題解決に応用していくか、です。

そして、論理的思考をするための第一歩は自問することであり、「自分ならどうするか」「本当にそうなのだろうか」と自分について考えることであると著者は言っています。

親としては子どもが自問できるように仕向けるために何をしてあげられるかということになります。子どもに何をしてあげられるかという前に親自身が「自分ならどうするか」という自問に慣れ、子どもを導いてあげられるようになる必要があるかもしれません。

Couseとは

著者は共感力と繋がりという人間力のことを「Couse」と言っています。つまり、社会との関わり方のことです。この「Couse」も上記、「リベラルアーツ」の概念である論理的思考と密接に関わりがあり、自分が社会の中で「何ができるだろうか」と自問しないことには始まらないものです。

アメリカの大学では「ホリスティックアプローチ」という人物評価手法を共通テストに採用しているところも多いようです。このホリスティックアプローチは「私はこういう人間です」ということを書く機会を与えるために小論文を書かせることのこと。これが、「Couse」を問いているものになります。アメリカではこうやって人間力を評価しているようです。

コミュニケーション

コミュニケーションに欠かせないことがポリティカリーコレクトなメンタリティーであると、著者は言っています。何のこと?って感じですが、人や社会に対して公正・公平であり差別や偏見が含まれていないメンタリティーことです。本当の意味でのジェントルマンでありレディとして人や社会と接するべきであるということだと考えます。

そして、議論のルールを守ることが大切であると言っています。議論のルールとは、「聞き役になる」「相手に質問をする」「話している人を遮らない」「自分ばかり話さない」「相手を否定しない」ことです。

3つの教養

著者の言う3つの教養とは外からみた印象」「食事の仕方」「外交です。

「外からみた印象」とは自分らしい健康体と言うことで、痩せているとか太っているとかということではなく、健康的に見えるかどうかと言うことが重要だという考えです。痩せているから不健康そうだとか、太っているから不健康そうだというのは上記のポリティカルコレクトに反していると言えます。

「食事の仕方」については言うまでもないかと思います。

「社交」について重要なポイントは傍観者ではなく、参加者となるということです。言い換えれば自ら働きかける姿勢が重要であるということです。傍観者では社交の場で素晴らしいネットワークを構築できないということでもあります。積極的なコミュニケーションなしでは社交はあり得ません。

まとめ

「リベラルアーツ」「Couse」「コミュニケーション」「教養」この4つがグローバル社会に必要な資質です。著者であるボーク重子さんはそれぞれの資質を備えるためにやるべきこと、練習法を「全米最優秀女子高校生」を育てたご自身の経験を基にまとめられています。実践あるのみだと思います。そして忘れてはならないのが、社会貢献の姿勢を持つことと無関心・無知でいてはならないことです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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写真引用元⇒https://www.canva.com/

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